よんでんグループ 農業への取り組み

農業分野のお手伝い四国総研

「ハッピィ・マインダー」と「みどりきくぞう」で
これからの農業をお手伝い

農業分野のお手伝い「ハッピィ・マインダー」

四国総合研究所では、電力・エネルギーからバイオテクノロジーまでさまざまな分野で四国の技術開発の推進に取り組んでいます。

「ハッピィ・マインダー」は、「作物栽培管理の負担を軽減したい」、「経験や勘に頼るのではなく、データとしてノウハウを蓄積・活用したい」という農家の方の声にお応えして開発したシステムです。

特徴

その1
温室(ビニールハウス)内の環境が一目でわかります。
測定できるデータは室温、湿度、二酸化炭素、日射強度など多岐にわたり、栽培現場の「見える化」を実現します。
その2
設置はカンタン
小さな箱型センサを温室に吊るすだけで、測定データがパソコンやスマートフォンでいつでも確認できます。

詳しい内容はこちらでもご覧いただけます。

緑色LEDで農業を変える「みどりきくぞう」

なるべく農薬を使わずに病害から農作物を守りたいという農家の方々の要望に応えたいと四国総合研究所ではさまざまな研究に取り組んでいます。その一つが緑色の光を照射して、植物に適度なストレス刺激を与えることで植物の抵抗力を高め、病害虫を予防する「みどりきくぞう」(植物病害抵抗性誘導用LED光源)です。

香川県三木町の「いちごファーム多田」の多田さんは、約10年前に脱サラしてイチゴ栽培を始めたそうです。昨年イチゴ苗の育苗中に炭そ病が大発生し、危機的状況に陥りました。そこで、「みどりきくぞう」を急きょ導入したそうです。

緑色LEDのみどりきくぞうを設置したビニルハウス

「はじめは、半信半疑で導入しました。その効果によるものかどうか分かりませんが、導入後に炭そ病が減り、生育促進や果実が大きくなったり、うどんこ病の発生も抑えられていると感じています。他にも植物の病気等について、四国総合研究所の工藤さんに相談にのってもらってます」と語っています。

副主席研究員の工藤さんは、「植物も人間と同じように適度なプレッシャーがあったほうが頑張るようです」と言います。
多田さんの作る女峰は、評価が高く、そのほとんどが契約レストランや老舗果物店への直販されているそうです。

いちごファームを経営する多田さんと四国総合研究所の工藤副主席研究員

ハッピィ・マインダー」、「みどりきくぞう」のお求めは

四国総研および販売代理店にてお求めいただけます。
また、お客様のご要望により地元のJA様、農業資機材会社様などを経由して販売することも可能です。