発電所で作られた電気は、効率よく長距離輸送するために、50万V、18万Vなどの高い電圧に変換して送電線に送り出し、 変電所で電圧を調整しながら、工場やビル、一般のご家庭につながる配電線に送り出すことでお客さまに必要な電気をお届けしています。 こうした一連の流れにおいて、「送電」の業務を担っているのが、四国電力送配電の送電部門です。 今回は、送電業務の魅力について、担当者がご紹介します!
業務内容
送電部門では、発電所で発電した電気を円滑に皆さまの近くまで輸送するために不可欠な「送電線」の建設・保守等を行っています。
設備の役割について
鉄塔は、郊外・山間部・河川横断など様々な所に建ち、厳しい気象に耐えながらも送電線を支持し変電所まで繋いでいく役割を担っています。




業務の魅力は?
送電線はいわば大動脈。四国全域に安定して電気を送るため、送電線を絶えず守り続ける仕事に魅力を感じています。また、送電設備および送電線下の異常の有無を確認する巡視では、陸(車両・徒歩)、海(ボート)、空(ヘリコプター)すべての領域を網羅しており、これは送電部門ならではの特徴の一つです。
初めて鉄塔を昇ったときの感想を!
はじめは命綱の安全帯を信用できず、「こんなに細いロープに身を任せて大丈夫なのか」と不安でいっぱいでしたが、トレーナーから安全帯の使い方、安全性を十分に学んだ後は安心して昇塔できました。昇ってみると景色が良いうえに、風が心地よく、とても気持ちがよかったです。
送電部門の業務に携わる、あなたならではのあるあるネタを教えてください!
これはもう職業病でしょうか。旅行に行っても他社の鉄塔が気になってしかたがなく、テレビやSNSに出てくる鉄塔でさえもすぐに気づいてしまいます(笑)。




業務の魅力は?
自らが設計した送電線を通じて、四国のお客さまへ電気を届け、日々の暮らしを支え続けることに大きなやりがいを感じています。また、担当した設備が、目に見える形となることは大きな喜びであり、次への活力にもつながっています。
思い出に残る鉄塔は?
新入社員の時に昇った、高さ149mの四国で一番高い鉄塔「壬生川線No.7(愛媛県西条市)」です。設備の壮大さと塔上からの景色に感動するとともに、大規模な設備の保守、設計に携われることを誇りに感じました。また、今年その鉄塔の電線張替工事を担当することになり、一生思い出に残る鉄塔になると思います。
送電部門の業務に携わる、あなたならではのあるあるネタを教えてください!
友人といるプライベートな時でも、鉄塔を発見すると、つい設備についての専門的なことを熱弁してしまいます。友人にも困惑されるため、少し困った癖です(笑)。
四国の美しい風景のなかに勇ましくも優雅にそびえる鉄塔の魅力を、少しでも皆さまに知っていただくため、送電部門の社員が自慢の鉄塔を四国4県から一基ずつ選定しました。カード裏面には各県の方言を用いて鉄塔のプロフィールを記載。カードケースを含め「四国らしさ」を感じていただけると思います。
鉄塔は、一基一基が立地場所に適した形状となっており、同じように見えるものでも多種多様な個性を持っています。ぜひその違いを知っていただき、それぞれの環境で役割を果たす鉄塔の魅力を知っていただきたいです。
外出の際は周囲を見渡し、ぜひお気に入りの鉄塔を見つけてみてください。


カードケース


ご購入はホームページから受け付けております。
4枚組1セット(カードケース付)500円、数量限定です。
ぜひこの機会に、お手に取ってみてください。
