鉄塔カードについて

鉄塔カードについて

鉄塔カードは、鉄塔や架空送電線を扱い、電力の安定供給を担う送配電事業への興味や関心を持っていただくことを目的として制作しているものです。
今回、当社エリア内にある約9,200基の鉄塔から「四国の美しい風景の中にそびえる鉄塔」や「個性豊かな形状をした鉄塔」など4基(四国4県から各1基)の鉄塔を選び、4枚のカードを制作しました。
カードの表面は鉄塔の写真、裏面には設備情報や、方言を用いた鉄塔プロフィールを記載し、専用のカードケースに納めた4枚1セットとなっています。

鉄塔について

道後支線No.12
護國神社境内に位置しており、従来の形・色にとらわれない環境調和鉄塔。架空線と地中線の接続境界点の機能も有し、弧を描くように広げられた腕金上でそれぞれを接続。その地中線は鉄塔内部を通過しながら引き下げられている。鉄塔近くの温泉は、日本最古の温泉と言われる道後温泉ぞな、もし

"道後温泉です"の伊予弁

高知幹線No.8
高知市に向かって四国を横断する18万7千ボルトの送電線。高知県下の鉄塔で最も高い標高に位置しており、南国土佐といえど冬には辺り一面雪景色となる。秋には新日本百名山の一つ稲叢(いなむら)山がこじゃんと美しく紅葉で色づき、鉄塔は四季折々の変化を目下に今日も電気を送り続けている。

"とても"の土佐弁

坂出火力線No.75
香川県北部から讃岐富士(飯野山)周辺を経由し香川県南部まで建設された送電線。その中でもここは、東西南北から24本の電線が集中する珍しいエリア。すべての電線をまとめて建設されたこの鉄塔は、四国一の回線数を誇る。多くの電線を支え、紅白に彩られた鉄塔は、なんともうまげな建ち姿である。

"立派な"の讃岐弁

鳴門淡路線No.22
瀬戸内海国立公園内を通過しながら四国と淡路島を結ぶ送電線、通称"なるあわ"。線下のウチノ海を横断するために強度の強い電線を採用。海と空を駆け抜ける姿は、構造物の鉄塔からでさえも息吹を感じるほどである。鉄塔から近い鳴門海峡の潮流は世界三大潮流の一つと言われとんじょ

"言われています"の阿波弁

関連プレスリリース

2021年5月17日
鉄塔カードの制作および販売開始について