需給調整市場について

お知らせ

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一般送配電事業者が電力供給区域の周波数制御、需給バランス調整を行うために必要な調整力を調達するにあたり、多くの電源等への参加機会の公平性確保、調達コストの透明性・適切性の確保、調整力の効率的な確保の観点から、2021年4月1日に、「需給調整市場」が創設されました。
需給調整市場の商品としては、2021年度に三次調整力②、2022年度に三次調整力①を導入してまいりました。2024年度からは一次調整力・二次調整力①・二次調整力②を導入し、全ての商品区分で市場取引を開始しました。

需給調整市場に関する下記情報につきましては「(一社)電力需給調整力取引所ホームページ」にて掲載されております。
下記リンク先よりご確認をお願いいたします。

取引概要

電力需給調整力取引所の法人(一般社団法人)化について

一般送配電事業者9社は、2021年3月17日に電力需給調整力取引所(組合組織)を共同で設立し、同年4月1日に開設した需給調整市場の運営を行ってまいりました。
2024年度から、一次調整力~三次調整力②の全ての商品区分で市場取引が開始され、市場運営の重要性が更に高まること等を踏まえ、需給調整市場の安定性、透明性・中立性の更なる向上、不測のトラブルに備えたよりレジリエントな体制の構築等を目的に電力需給調整力取引所を法人化いたしました。
(一社)電力需給調整力取引所は、従来の電力需給調整力取引所(組合組織)により実施している需給調整市場の運営業務を引き継ぎ、2024年4月1日より事業を開始いたしました。
また、法人化によって、需給調整市場システムの利用など、取引会員さまの応札や契約、精算業務が大きく変わるものではございません。

専用線オンライン化工事について

専用線オンラインを選択されて需給調整市場に参入される場合、必要な対応工事・試験が完了していることが必要です。
現時点で営業運転を開始していない電源等、および当社と専用線オンライン信号の送受信を開始していない電源等の場合、具体的な案件をもって、当社工事見積等を実施の上、必要な対応工事を実施する必要があります。

また、当社中央給電指令所との間で情報や信号の送受信を行う通信設備については、信頼度確保の観点から、原則として複ルート化して頂きます。通信設備の財産・保安責任分界点の標準的な例を以下に示しますので参照してください。(2023年12月1日掲載)

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工事における標準工期については、お申込み後、約10ヶ月です。詳細な工期および費用は見積の上、算定いたします。
専用線オンライン化工事に関するお問い合わせについては、お問合せ先に記載しておりますメールアドレスに連絡してください。

専用線オンライン化工事の早めのご相談・申込のお願い(2023年11月7日)
現在、世界的な半導体の供給不足の影響で標準工期より延伸する可能性があります。専用線オンライン化工事が必要となる場合は、早めに下記お問い合わせ先まで、ご相談・申込をお願いします。

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期間については、標準的な期間を記載しております。事業者の設備形態等によって、その期間は変わる可能性がございます。

お問い合わせ先

需給調整市場に関する当社へのお問い合わせは、以下のメールアドレスにご連絡ください。
メールアドレス:mms-shikoku@yonden.co.jp