系統アクセス情報の公表

資源エネルギー庁の「新しい火力電源入札の運用に係る指針」「系統情報の公表の考え方」および電力広域的運営推進機関の「送配電等業務指針」に基づき以下の系統アクセス情報を公表いたします。

  • 将来の流通設備建設計画について
  • 特別高圧系統の空容量・運用容量について

    2018年10月1日より、電力広域的運営推進機関が定める「N-1電制の先行適用」を開始しました。
    2022年7月5日より、電力広域的運営推進機関が定める「N-1電制の本格適用」を開始しました。
    2021年1月13日より、「ノンファーム型接続」の受付を開始しました。
    2022年4月1日より、「ノンファーム型接続」の適用電源を拡大しました。
    2023年4月1日より、「ノンファーム型接続」の適用電源が全電源(10kW未満の低圧除く)に拡大しました。

ノンファーム型接続のさらなる適用拡大について(2023年4月1日以降)

系統混雑時の出力制御を条件とした連系形態であるノンファーム型接続については、これまで以下の電源を対象にノンファーム型接続適用電源として取り扱うこととしてきました。

  • 空き容量の無い基幹系統で、当該系統やその基幹系統と接続するローカル系統及び配電系統へ接続する電源
    (10kW未満の低圧を除く)
  • 空き容量のある基幹系統で、受電電圧が基幹系統の電圧階級である電源

今般、国の審議会※1において、これまでのノンファーム型接続適用電源の対象に加えて、2023年2月1日以降に接続検討申込書類を受領する電源、及び2023年4月1日以降に接続検討の受付を行う電源(10kW未満の低圧を除く)は、全てノンファーム型接続適用電源として取り扱うと整理されました。

つきましては、ファーム型接続をご検討の事業者さまにおかれましては、適用条件※2や接続検討申込書のご提出から受付までに一定程度の期間を要する※3こと等にご留意いただき、余裕をもってお申込みをいただきますようお願いします。

  • 第46回 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(2022年11月15日) 資料2
  • 2023年1月末までに接続検討申込書類が受領されており、かつ2023年3月末までに受付を行った場合で、基幹系統・ローカル系統に空き容量がある場合は、ファーム型接続として取り扱います。ファーム型接続を希望される場合は、2023年1月末までに接続検討をお申込みください。(1月までにお申込みいただいた場合でも、当社窓口が2月以降に受領した場合は、ノンファーム型接続として取り扱いいたしますのでご留意ください)
    なお、接続検討の回答後、契約申込みの時点で他の系統連系希望者が送電系統の容量を確保したことによって送電系統の状況が変化した場合等は、ノンファーム型接続となる可能性があります。
    また、10kW以上の低圧連系の電源については接続検討がないため、2023年4月1日以降に契約申込み受付をした電源を、ノンファーム型接続適用電源として取り扱います。
    ノンファーム型接続の概要および同意書のひな形はこちらを参照ください。

【ノンファーム型接続の概要】

【同意書様式掲載先】

  • 接続検討申込みの受付日は、接続検討申込みを提出いただいた日ではなく、接続検討料の入金日と接続検討申込書類の不備が解消された日のいずれか遅い日付となります。

接続検討の回答等へのN-1電制の本格適用の反映について(2022年7月5日以降)

当社は、電力広域的運営推進機関が定める送配電等業務指針・N-1電制ガイドラインへN-1電制の本格適用の反映がなされたことを受け、接続検討の回答へN-1電制の本格適用を反映いたします。また、 N-1電制の本格適用を反映した契約申込の受付を開始することをお知らせいたします※1
N-1電制本格適用に関する詳細につきましては、以下のホームページにてご確認ください。

電力広域的運営推進機関ホームページ「かいせつ電力ネットワーク

  • 国の審議会※2では、契約申込の受付開始はN-1電制に係る託送供給等約款の変更認可申請以降を基本とすることとされておりましたが、託送供給等約款の変更認可申請より先に準備が整ったことから受付を開始いたします。
    また、国の審議会※2では、契約締結開始は託送供給等約款の変更認可以降とされておりますが、具体的な時期については別途お知らせします。なお、本格適用は変更後の託送供給等約款の実施をもって運用開始となります。
  • 2022年4月26日開催 第41回 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会

ノンファーム型接続の適用拡大について(2022年4月1日以降)

これまで空容量の無い基幹系統については、ノンファーム型接続適用対象系統とし、当該系統やその基幹系統と接続するローカル系統および配電系統へ連系を希望される10kW以上の電源を対象にノンファーム型接続適用電源として取り扱うこととしてきました。
N-1電制本格適用に関する詳細につきましては、以下のホームページにてご確認ください。※1において、これまでのノンファーム型接続適用電源の対象に加えて、受電電圧が基幹系統の電圧階級であるお申込みの場合は、空容量のある基幹系統に連系を希望される場合であっても、ノンファーム型接続適用電源として取り扱うと整理されました。
つきましては、受電電圧が基幹系統の電圧階級である接続検討申込みについて、2022年4月1日以降の受付※2分よりノンファーム型接続適用電源として取り扱いいたしますのでお知らせいたします。

  • 第39回 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会
  • 接続検討申込みの受付日は、接続検討申込みを提出いただいた日ではなく、接続検討料の入金日と接続検討書類の不備が解消された日のいずれか遅い日付となるため、余裕をもったお申込みをお願いします。

ノンファーム型接続の概要および同意書のひな形については、以下の「ノンファーム型接続について」をご参照ください。

ノンファーム型接続について

ノンファーム型接続は、新しい電源を接続する際に送電線などの送変電設備の空いている容量を活用することで一部の送変電設備の増強工事を不要とする新しい接続方法です。
ノンファーム型接続に関する詳細は、電力広域的運営推進機関のHPをご確認ください。
ノンファーム型接続となる場合、連系承諾までにノンファーム型接続に関する同意書をご提出いただく必要があります。
また、連系に際して出力制御に対応した機器設置が新たに必要となる場合があります。

【同意書様式掲載先】
  • スイッチング等により契約形態や発電契約者が変更となる場合にも、同意書をご提出ください。
  • 低圧FIT太陽光については、電力受給契約申込書の別紙にノンファーム接続に関する同意事項を添付しております。
    別紙をご確認の上お申込いただくことで、ノンファーム型接続に同意したものとさせていただきます。(この場合、別途、「電力受給契約に伴う同意書」の提出は不要です)
【技術仕様書掲載先】 【お問い合わせ先】

これに伴い、「N-1電制が適用可能な系統」「N-1電制適用可能量」および「空き容量が無く、平常時出力制御が発生する可能性のある系統」等の情報を公開しております。

  • 基幹系統への再給電方式(一定の順序)の運用開始について

    当社は、2022年12月21日より、平常時に空き容量の無い基幹系統の混雑を解消するため、電源の制御環境が整っている調整電源をメリットオーダーに従い出力制御する再給電方式(調整電源の活用)を開始しております。詳細は、基幹系統への再給電方式(調整電源の活用)の導入についてをご覧ください。

    加えて、調整電源以外の電源も出力制御対象に含める再給電方式(一定の順序)を、2023年12月末までに開始することとしておりました。(2022年7月29日お知らせ済み)。
    この再給電方式(一定の順序)について、2023年12月28日より開始することとしましたのでお知らせいたします。

    本方式の開始に伴い、基幹系統およびローカル系統(特別高圧)に接続する電源の発電契約者さまから提出いただく発電計画については、12月28日の計画(12月27日ご提出分)より、受電地点毎の発電計画値を電力広域的運営推進機関に提出いただく必要があります。また、配電系統(高圧以上)に接続する電源の発電契約者さまから提出いただく発電計画についても、将来的には受電地点毎の発電計画値を提出いただくこととなります。詳細は、基幹系統への再給電方式(一定の順序)の導入についてをご覧ください。

    なお、今後、再給電方式(一定の順序)により混雑処理を実施した場合には、以下のリンク先にて混雑処理情報を公表いたします。