MY CAREER 03あたりまえを守るための、
あたらしい力。

大学卒

木村 一貴
送変電部 送電グループ 2014年入社
工学部 光応用工学科 卒
#インタビュー #キャリア #働き方 #組織・風土

入社するまで

徳島県で生まれ育ち、地元の大学でレーザーや半導体分野を研究していました。
卒業後は都市圏で働くことも考えましたが、就職活動で大阪を訪れた時に満員電車に揺られながら「自分には四国の落ち着いた暮らしが合っている」と思い直しました。
安定感のあるインフラ系企業を探していたときに、よんでんで働いていた中学の同級生から話を聞き、「楽しみながら働いて、やりがいもありそうだ」と思えたことが入社の決め手になったと思います。

入社後に乗り越えた不安

大学時代は電気とは異なる分野を学んでいたので、専門性の高い送電の仕事に馴染めるか心配でした。
しかし、入社後に配属となった送電部門で「送電鉄塔とは何か」という基本から座学で教えてもらい、実地研修で基礎的な作業を行うなど、送電の仕事についてじっくり学んでいくことができました。
会社の雰囲気も和やかで、話しかけたり相談しやすい空気がありましたし、一つ上の先輩との合同研修で一緒に送電線の復旧訓練に取り組む中で、仕事をするイメージをつけられたのも良かったです。

CAREER STEP 01入社1-3年目

松山支店 電力部 松山送電センター

愛媛県中予の送電設備の保守業務

最初の3年間は、愛媛県中予エリアの送電設備のメンテナンス業務に携わりました。
山中にある鉄塔を巡視し、サビや部品の劣化がないかを確認するパトロールなどが最初の仕事です。
ときにはヘリコプターから設備を目視で確認することもあります。
異常があった場合は工事を実施しますが、1年目から3年目へと工事の規模が大きくなり、最初は100万円だったのが5000万円規模の工事に携わるようになるなど、徐々に成長を感じられる日々でした。

TURNING POINT

CAREER STEP 02入社4-6年目

松山支社 電力部 送電課

送電設備の建設業務

既存設備の維持から一転、送電線を建替える建設業務に挑戦し始めたのがこの時期で、最初のターニングポイントになりました。
0から1を作り出す過程はこれまでと手順が違い、なおかつ金額も億単位のものになります。
業務の幅も、送電線のルートの選定と構造設計、電線や鉄塔の材料選定、工事依頼、建設中の設備の確認検査など多岐にわたり、分からないことは都度学びながら進めていかなければなりません。
100人以上の作業員が数ヶ月動き続けるような規模感に圧倒されて、ふと弱気になってしまうこともありました。
それでも、先輩や同期、後輩の皆とやり遂げた先で、地図に残る構造物ができあがる光景は今でも思い出深いものです。
また、現在の本社業務につながる技術的な判断や工事の現場感覚を身につけられたという意味でも、私にとって重要な時期だったように思います。

CAREER STEP 03入社7-8年目

宇和島支社 電力部 大洲送電センター

送電設備の保守業務・とりまとめ

再び保守業務に戻りましたが、今回はセンター全体の予算管理や取りまとめというマネジメント要素のある役割を担いました。
送電部門では、おおよそこの時期に送電センターに戻るか、別の送電課に行くかというキャリアを踏むのですが、私が保守の道を選んだのは、4-6年目に自分が建設に携わった送電線を、今の自分の目で見て、更新してみたいと思ったからです。
年間予算をもとに、資材や工事の契約をとりまとめるだけでなく、腐食が激しい送電鉄塔の更新工事に携わる機会も得られるなど、現場・管理ともに実りの多い時期になりました。

TURNING POINT

CAREER STEP 04入社9-10年目

四国航空株式会社(出向)

ヘリコプターでの送電線巡視業務

入社9年目でのグループ会社への出向。
「航空」というと畑違いのようですが、保守業務で行っていたヘリコプターによる点検の依頼先が、実は四国航空株式会社でした。
四国各地の送電センターから依頼を受けて点検の工程管理をしつつ、「新技術による点検手法」に関する業務提案を行うのも、出向先での業務の一環です。
この時期がターニングポイントになっているのは、愛媛・高知・香川・徳島の送電センターへお伺いする中で、名前だけは聞いたことのあった方と実際にお会いして、現在の本社業務の土台となる人脈を形成できたこともそうですが、送電部門を外から見ることで実績ベースではない「これからの考え方」に気づけたからです。

CAREER STEP 05入社11年目-現在

送変電部 送電グループ

送電設備建設の全体とりまとめ

本社の送変電部で私が取り組んでいるのが、四国全域の送電設備建設における全体とりまとめです。
これまでに得た技術的知見と現場感覚、そして人脈を活かし、全社の工事計画や予算の精査・調整を行っています。
その一方で、再エネ設備の工事件数の増加や人口減による施工力不足の状況を鑑みて、貴重な施工力を上手く振り分けて平準化したり、運搬ドローンや移動用モノレールの導入による効率化策をメーカーと協議するなど、中長期的な方針策定にも注力しています。

CAREER VISION今後のよんでんキャリアビジョン

電力業界や社会動向が大きく変わりつつある時代であっても、柔軟に対応できるように広い視点を持ち続け、送電部門を導いていける人材に成長できればと思います。
インフラ設備の建設・維持・更新には、安全性という側面から「前例」が重視されがちですが、もっと部門間交流を深めて情報を交換し合い、優れた事例を水平展開することができれば、より効果的なやり方が見つかるのではないでしょうか。
DXも含めた省力化・省人化で業務改善を加速させ、新しい考え方で「あたりまえ」を守り続けることに、これからも尽力していきたいです。