契約電力の決定方法について

契約電力500kW以上のお客さま

使用する負荷設備および受電設備の内容、同一業種の負荷率を基準として、お客さまと当社との協議によって定めます。

契約電力500kW未満のお客さま(実量制)

原則、当月を含む過去12ヵ月の各月の最大需要電力のうち、最も大きい値とします。

拡大できます
契約電力 備考


B年6月分

A年7月~B年6月の間で最も大きい最大需要電力は、
A年7月の値となるため、契約電力はA年7月の最大需要電力の値となる。


B年7月分

A年8月~B年7月の間で最も大きい最大需要電力は、
A年8月の値となるため、契約電力はA年8月の最大需要電力の値となる。


B年8月分

A年9月~B年8月の間で最も大きい最大需要電力は、
B年8月の値となるため、契約電力はB年8月の最大需要電力の値となる。


B年9月分

A年10月~B年9月の間で最も大きい最大需要電力は、
B年9月の値となるため、契約電力はB年9月の最大需要電力の値となる。

最大需要電力とは?

  • 需用電力の最大値であって、
    • 低圧の場合:スマートメーターで計量した30分毎の使用量を2倍した値
    • 高圧および特別高圧の場合:30分最大需要電力計により計量される値
    をいいます。
  • 需要電力とは、時々刻々と変化している電力の大きさ(高さ)の30分毎の平均値とします。
拡大できます

使用電力の瞬時値ではなく平均値ですので、30分間の内の10分間電気を多く使用しても、残りの20分間に電気の使用を抑える事でデマンドの抑制が可能です。