おしえてや~ヨンデンさん 火力発電のカーボンニュートラル? どないするんやっ

モノを燃やすとCO2が出るから、火力発電がある限り
カーボンニュートラルはできないんちゃうかぁ

疑問に思っている表情のコヅーのイラスト

火力発電は電力の安定供給に欠かせない存在
だからこそ、本気で低炭素化に取り組んでいます

火力発電は電力の
安定供給に不可欠
電気は大量にためておくことができないため、必要とされる量にあわせて発電しなければなりません。
天候次第で発電量が変わる再エネの調整役を担っているのも火力発電です。
柔軟に発電量を調整できる火力発電は電力の安定供給に重要な役割を果たしています。
1日の電気のつくり方(イメージ)
CO2の排出を減らすために
石炭や石油に比べてCO2の排出量が少ないLNG(液化天然ガス)を積極的に利用したり、効率の悪い石炭火力を減らしたりすることで、CO2の排出量そのものを減らす取り組みが進められています。
火力発電におけるCO2排出量の比較グラフ
排出されたCO2
活用・処理する技術
排出されてしまったCO2についても、地下深くに封じ込めたり、回収して燃料やプラスチック製品の原料として再利用するなど、関連する技術の幅も少しずつ広がってきています。
CCUSイメージ図
最新鋭の技術
「超々臨界圧」発電
石炭火力発電は、石炭を燃やして発生させた蒸気でタービンを回し、電気をつくります。一方、「超々臨界圧」では、従来よりもさらに高温・高圧の蒸気を使うため、発電効率を高められ、燃料を使う量を少なくできます。その結果、CO2の排出量を削減できます。
四国電力の西条発電所1号機では「超々臨界圧」という発電方法に変えることで、以前と比べて1kWh当たりおよそ13%もCO2排出量が減りました。
超々臨界圧(USC)イメージ図
コンバインドサイクル発電
四国電力の坂出発電所では、LNGを燃やしてガスタービンと蒸気タービンの両方を動かす「コンバインドサイクル発電」も取り入れて、CO2を削減しています。
コンバインドサイクル発電イメージ図
CO2を出さない
水素やアンモニアも燃料に
さらなるCO2削減のため、燃やしてもCO2を出さない水素やアンモニアを燃料として採用することも検討しています。
水素・アンモニアイメージイラスト

そうか、火力発電の技術も進化してるんやなぁ〜

口がへの字のコヅーのイラスト
お話をするヨンデンさんのイラスト

カーボンニュートラルの実現に向けて、超えるべきハードルはまだまだありますが、火力発電は欠かせないだけに、私たちは本気で低炭素化に取り組んでいます。

温暖化で夏は暑すぎて、冬は雪が減って・・・って変な天気が気になってたからな・・・ホントに頼むでヨンデンさん!

口がへの字のコヅーのイラスト

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人差し指を立て説明するヨンデンさんに、口に指を当て話を聞くコヅーのイラスト
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