

「カーボンニュートラルの実現に向けて」みたいな言葉を
見かけるけど、そもそもカーボンニュートラルってなんなん?

炭素(カーボン)の排出量と吸収量を均衡(ニュートラル)させること
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炭素(温室効果ガス)を発生させている
- 人々は生活の中でどうしても炭素を排出してしまいます。これが地球温暖化の原因になる温室効果ガスと呼ばれているモノです。
中でもCO2が地球温暖化に最も影響が大きいとされています。「温室効果ガス」とは
CO2(二酸化炭素)
CH4(メタンガス)
CFC、HCFC、HFC(フロンガス)
どれも「C(炭素)」が入っています。

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カーボン(炭素)を
ニュートラル(中立)に - 温室効果ガスを根本的に減らしたり、土に埋めたり、除去しても、ゼロにはできなかった部分の排出量が残ります。
その残った排出量と、森林などが自然に吸収してくれる量が同じになれば、温室効果ガスは実質ゼロになったとみなす。これを「カーボンニュートラル」といいます。
日本はこの「カーボンニュートラル」を、2050年までに実現することを目指しています。

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CO2は発電による排出量が最も多い
- 日本で発生するCO2を産業活動の部門別にみると、発電による排出量が最も多くの割合を占めています。発電時にCO2を排出するといえば火力発電があります。
しかし、火力発電は電力を安定してつくり続けるためにどうしても欠かせない発電方法です。

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再エネや原子力も最大限活用し、
電源の脱炭素化に取り組む - 2025年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画(国が定めるエネルギー政策の基本方針)」では、2040年度に目指すべき電源構成が示されました。
その内容は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、火力発電の低炭素化に取り組みながら、発電時にCO2を出さない再エネや原子力も最大限活用し、電源の脱炭素化に取り組む、というものです。

でもさ・・・発電によるCO2排出量が多いってことは、火力発電が原因やないん? 火力発電もやりながら、カーボンニュートラルも実現するって、どういうこと?


そのあたり、次の動画で詳しくご紹介します!
コチラも合わせてご覧ください
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火力発電のカーボンユートラル?
どないするんや -
再エネ、
ちゃんとやってんやろな! -
海外と比べたら…日本って
どうなん?