おしえてや~ヨンデンさん 火力発電、ホントの話を聞きたいんや!

ヨンデンさん
「日本の電気、7 割が火力発電」って言うてたっけ、
なんっでやねん!

眉間にシワをよせ機嫌悪く喋るコヅーのイラスト

火力発電が欠かせない理由

再エネだけだと電気のコントロールができない
再エネ、たとえば太陽光発電は、天気が悪い時や夜など、太陽が隠れたら発電できません。
風力発電も風任せで自然に頼る電気だけでは発電量のコントロールができません。
電気は、使う量とつくる量が
同じでないといけない
電気は使う量とつくる量が同じでないと最悪の場合、停電になってしまう恐れがあり、24時間365日、常に調整し続けなくてはいけません。
天候の影響を受けず、燃やす燃料の量で発電量をコントロールできる火力発電が調整役として欠かせません。
電力需給バランス 使う量 電気を使うもの つくる量 電気をつくるところ

火力発電にはいろいろな課題があるのもまた事実です

輸入への依存と
化石燃料の一長一短
どの燃料も「ほとんど輸入に頼らざるを得ない」ですし、そうなると「世界情勢の影響を受けやすい」ということになります。
また、石炭、石油、LNGといった化石燃料はそれぞれメリット・デメリットがあります。
化石燃料の一長一短 メリット 石炭・燃料費が安い 石油・調達の柔軟性が高い(機動的な調達ができる)LNG液化天然ガス・化石燃料の中では発電時のCO2排出量が少ない デメリット 石炭・発電時のCO2排出量が多い 石油・燃料費が高い LNG液化天然ガス・長期間大量に保存することが難しい・調達の柔軟性が低い(機動的な調達が難しい)
「枯渇の心配」と
「CO2排出の問題」
天然のエネルギー資源ですので、長い目で見れば「枯渇の心配」もあります。何より、地球温暖化の一因である「CO2排出の問題」があり、これは世界的な共通課題となっています。

でも大丈夫! 課題に応える光もちゃんと見えています

安定してエネルギー資源を確保できるように
ほとんど輸入にたよらざるを得ない 世界情勢の影響を受けやすい 仕入れ先を分散して長期契約を結び、安定してエネルギー資源を確保
燃料の仕入れ先を1つに頼らず分散してあちこちに持って、それぞれの国と長期間契約し、何かあった時でも安定してエネルギー資源を確保できるように努めています。
CO2を減らすための
研究も進めています
排出したCO2 を地中に埋めたり再利用したりする「CCUS」という方法を採用したり、燃やしても CO2が出ない水素やアンモニアをつかうなど技術が進んで、いろいろな可能性が広がっています。
水素 アンモニア

火力発電がないと、エネルギーの安定供給は難しい。
CO2の削減を目指して日本だけじゃなく世界各国が研究をすすめているってことか。
お天気任せの再エネってなんかええことあるんかな?

口がへの字のコヅーのイラスト
お話をするヨンデンさんのイラスト

再エネが必要な理由、次の動画でご説明します!

再エネ、なんもええこと
なかったってこと?

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人差し指を立て説明するヨンデンさんに、口に指を当て話を聞くコヅーのイラスト
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