施設紹介

阿讃の山あいにある温泉リゾート施設・御所の郷。大浴場は、浴槽に木がふんだんに使用された和風の「けやき」と、石造りが主体の洋風の湯「ヴィーナス」の2種類あり、偶数・奇数日で男女が入れ替わるようになっています。ローマ直輸入の低温サウナ「ラコニウム」や、スチームサウナ「カルダリウム」は、サウナが苦手な人も楽しめると人気。他にも10種類以上のさまざまなお風呂を楽しむことができます。お湯は、神経痛・筋肉痛・関節痛などに効能があるそう。
また食事施設も併設していて、「和風レストラン 秋月」では地元産の食材を使ったさまざまなメニューが楽しめます。温泉とセットになった宴会コースも充実していて、無料送迎バスで遠方の香川からもお客さまがやってくるとか。宴会に欠かせないカラオケルームも完備。マッサージや足つぼ、美容エステ、あかすりコーナーもあり。
徳島の特産品・お土産や、地元農家直入の野菜や果物が買える売店もおすすめです。

当施設は、温泉成分の濃い冷泉を程良い温度に温めているんですが、当初はボイラーのみを使っていました。しかしお客さまが増えたため、お湯を温めるのが追いつかなくなってきたんです。それに3年前の燃料価格急騰が追い打ちをかけまして、以前からご提案いただいていた業務用エコキュートを、主浴槽以外のカラン、シャワー給湯用として導入に踏み切ったんです。四国の温泉施設で業務用エコキュートを導入したのは、うちが最初だったんですよ。結果は大成功。イニシャルコストの割にコスト削減の効果がかなり高く、お湯もスムーズに使えるようになりました。
エアコンはオープンからずっと蓄熱式空調を使っていましたので、施設全体の最大需要電力（デマンド）が抑えられるから助かってます。抑えた分は電気基本料が下がりますからね。
2年前には宴会場に電気床暖房も入れました。畳だと膝が痛くなるというお客さまの要望で、テーブル席の洋室に改装した際に床暖を採用しました。温かくて快適と好評ですよ。
今後は厨房の電化も検討しています。自宅ではIHクッキングヒーターを使っていて機能にも、大変満足しています。調理人の立場からもぜひ導入したいですね。