福島第一原子力発電所の事故を教訓として

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原子力発電所の安全確保の基本は
原子炉を「止める」 燃料を「冷やす」
放射性物質を「閉じ込める」ことです。

福島第一原子力発電所では、地震発生時には、原子炉を「止める」ことおよび燃料を「冷やす」ことに成功しました。しかし、その後に起こった津波の影響で、非常用ディーゼル発電機や海水ポンプなどが浸水·破損。これにより、すべての電源を失うとともに、冷却水の確保もできなくなり、燃料を「冷やす」ことができなくなりました。その結果、炉心が損傷し、放射性物質を「閉じ込める」ことができませんでした。この福島第一原子力発電所事故の教訓や海外の知見などを踏まえ、国の原子力規制委員会により原子力発電所に対する安全規制が全面的に見直され、現在、新しい規制基準が運用されています。