ヨンデンキッキー電気の子ヨンのくらしと電気、大たんけん!電気の子ヨンのくらしと電気、大たんけん!

電気のはなし

発電の原理

電気が生まれるしくみや原理をみんなで考えてみよう!

発電のしくみ

 発電とは、電気をつくり出すそうのことです。自転車のライトをつけるための小さな発電や、発電所にある大きな発電など、大きさはさまざまです。
 発電は、コイル(どうやアルミニウムなどでできたどうせんいたもの)の中でしゃくを回転させることで電気をつくっています。発電するためには、しゃくを回転させるエネルギーがひつようです。

しゃくの中で
コイルを回転させても、
同じように電気ができる。

デンキッキー

自転車のライトをつける発電

かた発電所3号のタービン発電。写真手前の発電の⾧さはおよそ12mにもなる。

でんゆうどう

 コイルのそばでしゃくを動かすと、コイルに電気が生まれます。これをでんゆうどうといいます。
 発電は、でんゆうどうのしくみをようして電気をつくっています。

しゃくを動かし
電気をつくりつづけるには
どうしたらいいのかな。

ヨン

でんゆうどうを発見したファラデー

 でんゆうどうを発見したのは、イギリスのマイケル・ファラデーです。かじしょくにんの家に生まれたファラデーは、せいほん屋ではたらくうちに科学にきょうを持ち、どくがくじっけんをするようになりました。化学者のデービーの助手になったあとは、化学の研究をして、ベンゼンの発見などのこうせきをあげました。つづいて電気やの研究を手がけ、1831年にでんゆうどうを発見しました。
 子どもたちに科学のげんしょうせつめいするこうえん本、『ロウソクの科学』でも知られています。

マイケル・ファラデー
(1791〜1867年)

デンキッキー

きょうを持ったことを
自分でためしてみるって
大事なんだな。

発電とモーター

 発電とモーターは、しくみが同じです。しゃくの中でコイルを回転させて電気をつくっているのが発電
 そのぎゃくに、しゃくの中のコイルに電気を流すと、コイルが回転します。これがモーターです。

発電

モーターを回転させると電気ができる。

モーターは自動車や
ゲームなどいろいろなものに
使われている。

ヨン

モーター

電気を流すとモーターが回転する。