世界のエネルギー事情
世界全体では、どのようなエネルギーが
          人々のくらしを支えているのでしょうか。
          国や地域によってもちがいがあるのか調べてみましょう。
        資源別エネルギー消費量の移り変わり
 世界の人口は、18世紀にイギリスで産業革命が起こってから、急激に増えはじめました。2011年には、70億人をこえ、その後も増え続けています。人口が増え、生活が豊かになるにつれてエネルギー消費量も増えていきます。人口の増加とエネルギーには深い関係があるのです。
               世界のエネルギー消費量を資源別に見ると、石油が最も多く、石炭、天然ガスと続いています。原子力や再生可能エネルギーの利用が増え、石油消費の増加けい向はゆるやかになっていますが、それでも8割以上を化石エネルギーにたよっているのです。
世界の一次エネルギー消費量の移り変わり

出典:原子力・エネルギー図面集
この「エネルギー消費量」は、
                      発電だけではなく、産業や家庭、運輸(トラックや飛行機)といったあらゆる場面で使われている
                    エネルギー全体のことを
                    さしているぞ。
国別のエネルギー消費量
 採れる資源や自然条件、政策によって、国・地域ごとにエネルギーの使われ方はちがっています。
             エネルギー消費量の多さは、中国とアメリカが飛びぬけていますが、日本も世界で5番目となっています。資源にとぼしい日本にとって、エネルギーの確保はとても重要なのです。
主要国の一次エネルギー構成

出典:原子力・エネルギー図面集
中国やインドは、
                    石炭の割合が高い。
                    フランスは原子力の
割合が高い。







