ウラン
原子力発電の燃料として利用されているウランには、
どのような特ちょうがあるのでしょうか。
調べてみましょう。
ウランのでき方と特ちょう
ウランは、ウラン鉱山で採れるウラン鉱石を加工したものです。ウラン鉱石は、地球が誕生した約46億年前にできたと考えられています。
提供:日本原燃株式会社
提供:日本原燃株式会社
原子力発電の燃料となるウランには、次のような特ちょうがあります。
- 少ない量で多くのエネルギーが得られる。
- 一度使い終わってもリサイクルすることができる。
- 発電するときに二酸化炭素を出さない。
- 放射性物質であり、厳しい安全管理が必要。
石油、石炭、
天然ガスに比べると、
少量で大きなエネルギーを
つくりだすパワフルな
燃料だ。
ウランが採れる場所
ウラン鉱石は、世界各地で採れます。なかでも、アジア・オセアニア、ヨーロッパ・ユーラシア、アフリカが多い地域となっています。
日本は、
オーストラリアやカナダなどと
長期けい約を結び、
輸入している。