天然ガス
天然ガスにはどのような特ちょうがあり、
どこから日本にやってきているのでしょうか。
調べてみましょう。
天然ガスのでき方と特ちょう
天然ガスは、大昔の生物が変化して石油ができる過程でいっしょにできると考えられています。

生物などの死がいが積もる。

どろがおし固まり、土砂の重みや地熱などによって変化する。

何億年もかけてガスが発生する。
天然ガスには、次のような特ちょうがあります。
- -162℃まで冷やすと液体になり、気体の時に比べ体積も600分の1になるので運びやすい。
- 色もにおいもなく、液体にするときに、硫黄分や不純物を取り除くことができる。
- 燃やすと、二酸化炭素や窒素酸化物を出す。
- 液体のまま保存するには、冷とうしておく設備や費用が必要になるため、長期間大量に保存するのが難しい。
輸送するときは、
冷やして液体にして、
専用船で運ぶのだ。
天然ガスが採れる場所
天然ガスは、石油ほどではないものの、採れる地域にかたよりがあります。

日本でも、新潟県、
千葉県、北海道などで
少量ではあるが
生産されている。
日本の天然ガス輸入
日本は、天然ガスを冷やして液体にした液化天然ガス(LNG) の形で、オーストラリアやマレーシアなどから輸入しています。
日本の国別LNG輸入比率()

出典:日本のエネルギー 2023(資源エネルギー庁)