
アグリビジネスの新規事業を軌道に乗せる。

新たに設立する農業法人の立ち上げに携わる。
新規事業部門は、よんでんグループが持続的に成長していくために、コア事業である電気事業の収益基盤の強化に加え、将来の収益源となる新たな事業の発掘・開拓に取り組んでおり、その中で私は農業分野(アグリビジネス)における新規事業の企画・立案を担当しています。私の所属するグループは2017年3月に新設された部署で、当初配属されたメンバーは全員農業未経験者でした。「まずは農業のイロハを学ぼう」と、取引先の紹介でさまざまな農園を視察したのですが、まず農家さんの言っていることが理解できない…。そんな中、農業事業の第一号案件となった、イチゴを生産する農業法人「あぐりぼん株式会社」の設立に携わりました。事業を立ち上げるに当たっては、事業化構想の策定や事業スキームの構築といった企画業務のみならず、新会社の設立手続きや資金調達、さらには地元自治体や農地の地権者さまとの関係構築など、担当する業務は非常に多岐にわたりました。ひとつの事業を創り上げる過程で、「情報収集力」「分析力」「企画力」「実行力」の重要性に気づかされました。 今でこそ知識を積み重ね、以前に比べれば農業関係者の話が理解できるようになりましたが、本当に幅が広く奥も深い業界なので、いまだに日々勉強の毎日です。新しいビジネスの芽を見つけるために常にビジネスのアンテナを張り巡らせ、そこで得られた情報を分析した上で事業を企画し、実行に移す。日々の業務を通じて、これらのスキルをバランスよく磨いていきたいです。
世の中をより豊かにする商品・サービスを創出したい。
自ら企画した事業計画を実現できるチャンスがあることは、常にモチベーションを高く保つことのできる要因になっていると思います。ひとつのビジネスを形にするには、さまざまなハードルが待ち受けており、苦労する点もありますが、事業化が実現した際の達成感は何物にも代えがたい貴重な経験ですし、仕事の醍醐味を感じる瞬間でもあります。また現在は、多くの企業が農業を新規事業のひとつに位置づけていることもあり、幅広い業種の方々と意見交換をする機会があります。他業界の方との交流は、柔軟な発想が身につくだけでなく、新たな情報に触れることで、毎日の仕事に刺激とワクワク感を与えてくれます。 自分の人生を振り返って「世の中をより豊かにする商品・サービスを創出した」と胸を張って言える事業を創り上げるのが私の夢です。アグリビジネスに関して言えば、四国の農業の発展に貢献しつつ、当社の大きな収益源のひとつになるよう事業を拡大していきたいと思っています。日本の農業は、農業従事者の高齢化や後継者不足等により、衰退産業の流れにあるものの、世界に目を向ければ新興国の経済成長や富裕化、人口の増加など、食に対するニーズはますます高まることが予想されます。市場を日本に限定するのではなく、海外展開も視野に入れながら、新たな事業を検討していきたいです。
- 業務開始、メールチェック
- 企画書の作成
- 取引先との打ち合わせ
- 昼食
- 農場等の現地視察
- グループ内打ち合わせ
- 退社