
電力需要実績を分析し、将来の需要を想定する。

将来の電力需要の想定や、電力需要実績の管理・分析を行う。
過去から現在における経済動向、企業動向がどのように推移してきたのかを調査・分析し、将来の電力需要を想定することや、電力需要実績の管理・分析を行うことが私の仕事です。電力需要は、気象条件(気温・湿度等)や社会情勢(景気動向・イベント等)などを中心に、さまざまな要因によって大きく変動します。そうした中で、どのような要因によって増減しているのかについて幅広く情報収集しながら分析を進め、日々変動する電力需要の動向を正確に把握することで、電力需要想定の精度を向上できるよう努めています。より精度の高い電力需要想定を実現するために、電力需要実績の分析において、単純に過去からの分析手法を踏襲するだけでなく、その見直しや新たな手法の確立に向けた検討も行っています。 また、天気予報をはじめ、新聞記事やニュース番組などで電力需要に大きな影響を与えそうな出来事がなかったかどうかのチェックを毎日欠かさず続けることで、情報収集力の向上に努めています。さらに、新聞に関しては、一般的な全国紙や地方紙だけでなく、業界紙などにも目を通すことで、より幅広い分野での情報収集を心がけています。
よんでんの事業計画策定の基礎となる重要な要素を担っている。
電力需要は、景気の良し悪しで増減することなどから、社会情勢と密接な関係があり、地域に深く関わった仕事をしていることを日々実感しています。また、気温の上昇や低下による影響に加え、近年は省エネ型機器の普及拡大や太陽光発電の導入拡大による影響などもあり、電力需要の変動要因が複雑化してきていることから、実績分析の難しさを痛感すると同時にやりがいやおもしろさも感じています。将来の電力需要の想定は、電源開発や燃料調達など、よんでんの事業計画策定の基礎となる重要な要素。非常に責任のある仕事ですが、その分達成感は大きいです。 私の夢は、特定の分野に特化した専門的知識を持ちながらも、幅広い業務をこなせるようになること。入社してからこれまで、多くの仕事をしてきましたが、まだまだ経験していない仕事は山のようにあり、仕事の質や量なども含め、求められる水準は次第に高くなっていきます。しかし、決して臆することなく、「人の役に立ちたい」という想いを胸に、自分の知らない世界にも積極的に飛び込んでいって、多くの知識や経験を積み重ねていくことで、周りから頼られるような存在になりたいと思っています。小売全面自由化が始まり、電力業界を取り巻く環境は大きく変わりましたが、この変化を好機ととらえ、何事にも積極的に挑戦していきたいと思います。
- 始業
- 電力需要の実績分析
- 実績報告資料の作成
- 昼食
- 社内関係箇所と電力需要想定に関する打ち合わせ
- 終業