YONDEN RECRUITMENT
訴訟という緊急時にプロとして対応する。

訴訟という緊急時にプロとして対応する。

事務系総合コース
四国電力 総務部門訟務グループ溝渕 泰隆

技術的に難解な事項も裁判官にわかりやすく伝える。

よんでんは、電力という人々の暮らしや産業活動にとって欠かすことのできないエネルギーを、四国をベースにお届けする企業であり、お客さまをはじめ非常に多くのステークホルダーが存在します。近年、電力会社を取り巻く環境は大きく変化しており、社会との接点も拡大しています。社会との接点が増えるにつれ、企業活動と社会との間で軋轢が生じることも増え、時には、話し合いによる解決が困難となり、訴訟に発展することもあります。私の所属する訟務グループの主な任務は、このような訴訟への対応であり、会社としての主張を誠実に裁判所に届けることが重要な役目となります。 民事裁判においては、基本的には当事者双方が「準備書面」という書面を裁判所に提出し、自らの主張する内容を理解してもらうよう努めます。その際、事実関係や法律関係について、裁判官にとってわかりやすく記載することが重要となります。とりわけ電力会社が当事者となる訴訟では、技術的な論点が裁判の主な争点となることが少なくありません。私が現在携わっている裁判においても、技術的に難解な事項が争点になっているため、技術部門との連携を密にし、まずは素人である私自身が理解すること、そしてそれを裁判官にわかりやすく説明することに取り組んでいます。

平時では味わえない緊張感が刺激的。

通常、企業における法務部門の業務は、契約書の審査や法務相談、社内規程の管理、コンプライアンスの推進など、平時の対応が主となります。しかし、私が現在携わっているのは、訴訟という緊急時に対処するための業務です。訴訟対応が必要な状況まで至らせないことこそが企業法務の本分ながら、一方で、平時の業務では味わえないような緊張感を持って仕事に取り組めることは刺激的でやりがいを感じています。 法務の知識や経験を蓄積し、さまざまな分野において法的な側面からサポートできるような存在になることが目標です。そのためには、日々の業務に真摯に取り組むことで幅広い知識を習得していくこと、変化する法令の最新動向を学ぶことに加えて、よんでんが取り組む事業やそれを取り巻く情勢を理解しておくことが必要となります。現在、よんでんでは、ビジネス領域の伸長や異業種とのアライアンスを通じた新たなサービスの創出など、新たな取り組みを行っていますが、そのような新しい分野にも対応し、よんでんグループの成長に貢献できるようになりたいと思っています。

ある日のスケジュール

始業、メールチェック
準備書面の作成
技術部門との打合せ
昼食
準備書面の作成
弁護士との打合せ
技術部門との打合せ
準備書面の作成
終業