YONDEN RECRUITMENT
火力のプロとしてかつてない改革に挑む。

火力のプロとしてかつてない改革に挑む。

技術系発電コース
四国電力 火力部門工事グループ中川 圭

発電所の電気設備について点検・更新の方針を決定する。

よんでんには、阿南発電所、橘湾発電所(徳島県)、西条発電所(愛媛県)、坂出発電所(香川県)の4つの火力発電所があります。これらの火力発電所は、タービンやボイラ、発電機などといった多種多様な設備によって構成され、それらが「問題なく運転する」ことによって、電気を生み出すことができています。この「問題なく運転する」を実現するためには、設備を運転する高度な運転技術はもちろん、設備の定期的な点検・更新を行うことが必須です。私は、発電所の電気設備について点検・更新の方針を決めたり、発電所の社員たちと連携をとりながら具体的な設備の更新計画や管理などを実施する業務を通し、電気の安定供給の一端を担っています。 発電所設備の点検や更新計画、管理を行う上では、設備の老朽や劣化に対応するだけでなく、刻々と見直される法令・法規や技術基準などにも対応していかなければなりません。小売事業の全面自由化などに代表される電力システム改革が進む中で、発電・送配電・小売事業を分ける「法的分離」が2020年4月から実施されます。この法的分離に対応するためには、発電所にある設備の更新や改造が必要となります。現在私は、発電所や関係部署の社員との打ち合わせや調整、他電力会社との情報共有などを綿密に実施することで、法的分離に対応するのはもちろんのこと、運用面でも経済性でも優れた更新や改造の計画を立てられるよう取り組んでいます。

よんでんの今後の指標となる計画に携わっていること。

法的分離などの電力システム改革は、今までに電力会社が経験したことのない大変革になります。そのため、過去のお手本や教科書といったものはなく、「法律に対応するためにはどうすればよいか」「分離後の発電業務を考えるとどうするのが効率的か」など模索を続けています。手探り状態で進めることを不安に思うこともありますが、自分たちの計画が今後のよんでんの火力発電業務の形を決める上で、ひとつの大きな指標になると思うと、強いやりがいを感じています。 この業務を十分に遂行するためには、発電所や関係部署の設備や運用面についての幅広い知見が必要となりますが、私自身まだまだ経験不足で、知見が狭く壁にぶつかることも多いのが実状です。そんなときに先輩方に相談するとアドバイスをいただけたり、一緒になって検討に取り組んでいただけたりすることもあり、そのおかげで業務を前へ進めることができています。私もいつか、後輩から頼りにされる存在になり、先輩方を見習って皆さんと一緒に成長できる火力マンになりたいと思います。

ある日のスケジュール

始業、メールチェック
グループ内ミーティング資料を作成
ミーティング資料の報告
昼食
法的分離に向けた関係部署との打合せ
発電所設備の工事について発電所と調整・打合せ
ミーティング資料の修正
終業