
原子燃料の品質確保と安定供給に挑む。

原子燃料の成型加工に関わる業務を担当。
伊方発電所の安定運転には原子燃料の安定供給が必要不可欠です。この安定供給を実現するために、ウランの調達・精鉱・濃縮、原子燃料の成型加工、原子燃料の燃料加工メーカーから伊方発電所への輸送、原子燃料の伊方発電所での運用および使用済燃料の輸送・再処理といった原子燃料の全般に関わる業務を、原子力部にて担っています。この中で私は原子燃料の成型加工に関わる業務を担当しています。具体的には、原子燃料納入時期の検討、製作する燃料の設計仕様や製作工程に関する燃料加工メーカーとの打ち合わせの実施、燃料加工メーカー現地での立会検査などを通して、品質に満足した原子燃料の供給に努めています。また、伊方1・2号機の廃止措置に関する業務として、安全かつ低コストを考慮した使用済燃料ピットからの原子燃料搬出検討や、国に提出する廃止措置申請書作成など幅広く業務を行い、毎日さまざまな経験できています。 仕事をしていると、自分の思い通りに事が進まない困難な問題に直面することがありますが、そのような問題に対して、後回しにするのではなく、積極的かつ粘り強く取り組んでいくよう心がけています。廃止措置業務においては、他電力会社と一緒に原子力規制庁との面談に参加し、先方からご指導をいただくことがあります。そのような時、まずご指導いただいた問題点を明確にし、その問題解決のためにはどうすればよいかを自分で考え、自分で解決できない疑問点・懸念点については関係者や上司に積極的に相談するよう意識しています。疑問点一つひとつに対して、これを愚直に繰り返すことで困難な問題も解決ができると感じています。
「ついていきたい」と思われるチームリーダーになりたい。
人から指図されたことだけを実施するのが楽だという考えを持っていた私でしたが、よんでんに入ってからは周りの先輩や上司の計画力、判断力、実行力の高さに、このままの自分ではダメだと思うようになりました。先輩や上司からはしばしば、失敗を恐れず行動することの大切さを教えられました。今では徐々に自ら考え、計画し、実行するようになり、少ないながらも会社に貢献していることを実感。主体的に行動するおもしろさを身をもって知りました。またそこで得た知見や経験が、さらに次の計画立案時に役立っていることに気づき、スキルアップしている自分にもおもしろさを感じています。 将来的には、さまざまな業務を経験し、ぶれない仕事観をもち、周りから頼りにされ、部下からは「ついていきたい」と思われるチームリーダーになりたいと思っています。これまで私が出会ってきた上司は、部下が働きやすい環境をつくることに尽力したり、業務に失敗した部下に対し直接の非難は決してせず、次に失敗しないためにはどうすればよいかをアドバイスしたり、いろいろなことに気を配ったりできる、ぶれない仕事観や正義感を持った方たちばかり。そのおかげで私も業務に対して積極的にチャレンジすることができました。今後私に部下ができたら、これまで上司にしていただいたこれらのことを、部下にも同じように実施しなければならないと胸に刻んでいます。
- 始業、メールチェック
- 業務検討、資料作成
- 課のミーティング、上司への業務状況報告
- 昼食
- メーカーとの打ち合わせ
- 業務検討、資料作成
- 他電力会社とのテレビ会議
- 終業