YONDEN RECRUITMENT
効率と適正を追求した変電部門の方針を検討する。

効率と適正を追求した変電部門の方針を検討する。

技術系電力ネットワークコース
四国電力送配電 送変電部門変電グループ三好 敦士

変電設備の点検、改修、保守の計画業務を担当。

電力系統の一部を構成する変電設備の点検頻度や、改修内容に関する方針の策定、改修や保守に係る費用の予実算の管理を担当しています。設備は周辺環境や使用状況により経年劣化するため、定期的に点検、改修を実施する必要があります。設備の状態を適正に把握し、どの設備にどの程度の保守費用を投資するのか、各支社から上がってくる資料や、電力機器メーカ、他電力会社などからの情報を基に協議・検討し、今後の変電グループとしての方針を決めます。さらに、現場が本店の方針を理解し取り組めるよう、わかりやすい資料の作成を心がけています。 現在は、変電部門を挙げて業務改善活動に取り組んでいます。少子高齢化の傾向は当社の人員構成においても同様であり、今後は、これまでよりさらに労働生産性を向上させ、全社の収益を増やしていく必要があります。今ある設備を少人数で維持していくため、点検、改修業務をより効率的に行える施策について、各現場からの意見を集約し、提案のあった個々の業務の必要性を再検討し、必要であれば社内ルールを改正したうえで業務をとりやめるなど、抜本的な業務のスリム化を目指しています。

保守に関する全社的なルールを策定したい。

やりがいは、自分たちで検討し、決定した内容によって、変電部門全体の方針を決めることができることです。現場業務では、担当業務を何とか完遂することだけに注力していましたが、今在籍している変電グループで意識していることは、各現場社員がより効率的に業務を実施できるよう、さまざまな情報収集を行い、考え方をまとめ、全社に周知・指示することです。今までの現場経験をベースとしながら、自部門ではどういった課題があり、それに対してどのような全社方針とすることが最適かを常に意識しています。特に、自分の現場経験をもとに方針を決定し、変電部門全体に発信できた時は、今までの自分の苦労が報われたと感じ、自分の成長を実感できます。 現在、全国の電力会社、電力機器メーカーが今後の変電設備保守の方針を検討する研究会に参加しています。全国大での協議では、当社が経験したことのない設備不具合についての新しい知見を得ることができ、今後の当社の設備保守にも反映できる点も多いことから、自ら本当に必要な項目をしっかり吟味し精査したうえで、効率的かつ効果的な保守に関する全社的なルールを策定することにより、結果として会社の収益に資する成果を上げたいと思っています。

ある日のスケジュール

業務開始、メールチェック
資料作成のため、関係各所へヒアリング、打ち合わせ
資料作成
昼食
作成した資料を副リーダー、リーダーへ報告、相談
部内ミーティング
退社