
最先端デジタル技術を用いて次代の電力設備を構築する。

最先端技術の活用検討と導入計画を策定。
私は電力設備の運用・保守をはじめとする業務において、最先端の技術をどのように活用するか、その検討および導入計画の策定を行っています。高度化する業務においても、運用・保守業務は確実に行われなければなりません。停電時間内の作業など、限られた時間の中で運用・保守業務を適切に行うため、より効率的な方法で実施できないか、常に検討を行っています。現在、AI、IoT、ドローンなどのデジタル技術が飛躍的に進化し、運用・保守業務においてこれまで以上に幅広いソリューションが展開されています。それらのデジタル技術は運用・保守業務に適用できるのか、そして効率化に繋がるのかということを実機を使った検証を通じて検討しています。 たとえば、AI、IoTといった新しいデジタル技術はたくさんあるので、四国電力の業務に適用できるのか、取捨選択をしなければなりません。そのために常に最先端技術の動向調査、業務における課題の情報収集が欠かせません。 また、新しい技術を適用するということは、これまで誰も実施していないことに挑戦することでもあります。そのため、技術水準は要求を満たしているか、業務に適用することで効果が得られるか、その他に良い技術はないか、などさまざまな観点から検討を行う必要があります。最先端の技術をいかに業務へ適用するか、情報収集、検討や検証試験を通じ、業務効率化・高度化の実現にチャレンジしています。
次なる新サービス事業の創出に貢献していきたい。
新しい技術はおもしろく、実現できれば業務の運用方法が大きく変わるようなソリューションが多く存在しています。しかし、新しい技術の適用には、コストがかかったり、参考となる適用事例が少なく十分な技術評価ができなかったりといった課題も多くあります。そのような中、課題を解決するために時には新しいデジタル技術を用いた検証試験を実際に自分で行い、技術評価をまとめ、適用業務を検討することもあり、自ら考えて計画を立案し、実行、評価まで行うことで業務の効率化に貢献し、電気の安定供給に寄与していることに非常に大きなやりがいを感じています。 電力会社としてお客さまに安心して電気を使ってもらうため、電気の安定供給は欠かせません。そのため、電気の供給を支える通信設備も構築、運用、保守を行い、安定稼働をさせる必要があります。また、技術の発展により電気事業だけでなく新しい事業への取り組みが可能となることが予想されます。 これまで培ってきた通信技術の知識や業務を通じて得た新しいデジタル技術に関する知見を生かし、「しあわせのチカラになりたい」という使命のもとに、電気事業に寄与するだけでなく、次なる新サービス事業の創出にも貢献していきたいです。
- 業務開始、メールチェック
- 支社から集まったデジタル技術に関する検証試験結果の分析
- 昼食
- 午前の分析結果から得られた課題に必要な対策の検討
- メーカと共同で行う業務の課題の確認、対策実行案の提示など業務適用に向けたミーティング
- 自身が実施する検証試験の計画策定
- 終業