火力発電所一覧
| 発電所名 | 出力(kW) | 使用燃料 |
|---|---|---|
| 阿南発電所 | 450,000 | 石油 |
| 橘湾発電所 | 700,000 | 石炭 |
| 西条発電所 | 750,000 | 石炭・石油・ 木質バイオマス |
| 坂出発電所 | 1,385,000 | 石油・天然ガス・ コークス炉ガス |
阿南発電所

昭和の高度経済成長期の経済発展に伴い急増した電力消費に対応するため建設された石油火力発電所です。石油燃料は備蓄性に優れるため、夏や冬の電気の使用量が急増したときなどに、電力の安定供給を担います。いつでも安定して電気をお届けできるよう、日々設備の維持、管理に努めています。
- 発電機出力は、3号機で45万kW
- 敷地面積は約26万平方メートル

橘湾発電所

西暦2000年、20世紀の最後の年に運転を開始した火力発電所です。低廉で安定した電力供給を担います。また、近年では、再生可能エネルギーの普及に伴い、電気の需要と供給のバランスを保つための役割も大きくなっており、地域や地球の環境保全に細かな配慮をしながら、日夜安定運転に努めています。
- 発電機出力は70万kW
- 敷地面積は約46万平方メートル
- (電源開発株式会社殿との共有分を含む面積)
Waンダーランド

西条発電所

昭和の高度経済成長期の経済発展に伴い急増した電力消費に対応するため建設され、燃料は、主として石油を使った発電所でした。しかし、その後の石油ショックを契機として、様々な燃料をバランス良く利用していくという観点から、1981年~1984年に、燃料を安価で埋蔵量の多い石炭に変更しました。その後、環境対策として木質バイオマスの混焼を開始しています。1号機は2023年6月にリプレース(建て替え)し、発電効率を向上させるとともに、電気の需要と供給をバランスさせる能力を強化しました。引き続き、電気の安定供給に最大限貢献していきます。
- 発電機出力は、1号機が50万kW、2号機が25万kW
- 敷地面積は約39万平方メートル
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、西条発電所における産業廃棄物処理施設の維持管理に関する情報を公表しています。
坂出発電所

昭和の高度経済成長期の経済発展に伴い急増した電力消費に対応するため建設された発電所です。昼夜や季節により変動している電力消費に応じ、発電機出力を自由に上げ下げできる発電所として、安定供給に努めています。また、当発電所では、石油・天然ガスだけでなく隣接企業から送られてくるコークス炉ガスも燃料として使用しており、様々な燃料を上手に利用していくことにも貢献しています。
- 発電機出力は、1~4号機で138.5万kW
- 敷地面積は約34万平方メートル
施設見学
| 見学可能な日時 | 平日(月曜日~金曜日)9:00~17:00 お盆、年末年始(12月29日~1月3日)、作業・点検期間を除く。 |
|---|---|
| 所要時間 | 約1時間30分 |
| 見学概要 | 火力発電所の概要説明 火力発電設備の見学 |
| 見学可能な火力発電所 | 橘湾発電所 〒779-1631 徳島県阿南市橘町小勝1 西条発電所 〒793-0042 愛媛県西条市喜多川853 坂出発電所 〒762-0064 香川県坂出市番の州町2 |
| お問い合わせ先 | お近くの支店へお問い合わせください。
香川支店広報課 087-840-0810 愛媛支店広報課 089-946-9726 徳島支店広報課 088-656-4593 高知支店広報課 088-822-9120 |
火力発電所における燃料タンクの運用下限について
当社火力発電所における燃料タンクの運用下限※の考え方については、以下のとおりです。
- 安定的な運用に最低限必要な在庫数量
| 基地名 | 坂出LNG基地 | 阿南発電所 | 坂出発電所 |
|---|---|---|---|
| 燃料 | LNG | 石油 | 石油 |
| 貯蔵設備容量 | 180,000kl | 73,800kl | 86,600kl |
| 発電ユニット | 坂出発電所1、2、4号 | 阿南発電所3号 | 坂出発電所3号 |
| 運用下限の考え方 | 自治体との公害防止協定上必要な 備蓄量にリスク量を織り込み設定 |
重油タンクミキサーが使用可能な 貯油レベルで設定 |
重油タンクミキサーが使用可能な 貯油レベルで設定 |