2020.11
番外編②
「コヅーのなんでやねん!」、
なんと第10弾まで連載中!
読者の皆さんからた~くさん質問が届いてるで。
ほんま、ありがと~!
まとめてヨンデンさんに聞いてみたで~!

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そういう印象持ってる人、多いで。
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いえいえコヅーさん、日本も2012年から2018年までの間に再生可能エネルギーの発電量が3倍に増えて、イギリスと同じぐらいになっているんですよ。
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確かに太陽光発電、めちゃ見かけるもんな。でもドイツの方がスゴイんやなー。
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日本とドイツの発電電力量に占める太陽光発電の割合は変わりません。ドイツは風力発電が多いんです。
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ほな日本でもじゃんじゃん風力増やしたらええやん。
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日本の平均風速は6~7m/秒、ヨーロッパでは9〜10m/秒といわれており、ドイツでは、より風力発電に適した風が吹いているんです。特にドイツ北部の海上は風が強く、多くの風力発電設備がつくられています。
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日本にはいい場所がないってこと?
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平地が少なく、海の利用にはさまざまな調整が必要ということもあります。また、ドイツは周りを外国に囲まれ、送電線もつながっているので、国内の発電状況にあわせて電気の輸出入もできますしね。電気のつくり方はそれぞれの国の事情によるんです。でも今後、四電グループ一体となって風力も含めた再エネの導入拡大に向けて取り組んでいきます。
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ほんま、停電したら困るわ。特に夏場だとエアコンきかへんし、冷蔵庫の中身も心配…。今、近所が停電してるんか、いつ電気つくんかって知りたいよな。
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ご迷惑をおかけしました。停電情報(発生時刻・地域、復旧見込みなど)は、電話やホームページなどでお知らせしているほか、事前にご登録いただければ「LINE」による自動配信サービスも行っています。
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おっ、今回も登場やな~ソウハイさん。そうなん?
「LINE」は便利やな、登録しよ!
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へー、私も1回見に行ってみたいわ。
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ありがとうございます。けれども、新型コロナウイルスの影響で、すべての施設見学を見合わせている状況です。
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えー!? ほな、コロナが収まるまでヨンデンさんの発電所、見せてもらわれへんの? めちゃ残念やわ。
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コヅーさん、実は…、現地に行かなくても、Web上で発電所の見学を疑似体験できるようになったんですよ!
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「バーチャル見学会」? 見かけによらず流行りに乗ってるやん。で、水力発電所のバーチャル見学もできるん?
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もちろんです。高知県にある本川発電所(水力)のほか、伊方発電所(原子力)、坂出発電所(火力)の動画を公開中です。普段は見られない施設の内部も紹介していますので、ぜひご覧ください。
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確かに、石炭火力やめたらっていう声、よく聞くけど?
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エネルギーの安定確保は、皆さんの生活に直結する重要な問題です。温暖化対策の面から石炭火力を利用しない、という選択肢もありますが、日本のエネルギー自給率はわずか9%です。例えばLNG(液化天然ガス)の供給が海外の事情でストップした場合、どうなるでしょうか。
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う~ん、何があるか分からん世の中やしな…。そうや、電力安定供給には「エネルギーミックス」が大事やったっけ?
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はい。再エネだけで100%まかなえないことは第2弾で、石炭火力については第7弾でもお話しましたが、再エネ、原子力、火力、一つに偏らずにさまざまな電源を確保しておくことが、エネルギーの安全保障の観点から重要なんです。
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今すぐ何かが石炭火力の代わりになるってもんでもないんよな。
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温室効果ガスを2050年までに「実質ゼロ」にするという目標が国から打ち出されましたね。脱炭素化の実現に向けて、電力会社の果たすべき役割は大きいと考えています。石炭火力も含めたエネルギー問題について、これからも一緒に考えていきましょう。
「再エネ100%」に、なんでできひんの?参照
第2弾へ
石炭火力って、やっぱり悪者?参照
第7弾へ