コヅーのなんでやねん!

2020.08

第10弾「1日の電気の使われ方が変わった」ってなんでなん?

今日は ヨンデンさんから発表があるんよな。
なんや“変わった”報告を
したいっていうことやった
けど。
…で、なんやったっけ。

コヅー ヨンデン
なんや相変わらず、
よぅわからんこというな~
ヨンデンさん

そんなこと言わないでコヅーさん。実は、約10年前と今を比べた図がこちらです。

ヨンデンさん

1日の電気の使われ方の変化
~約10年前と今を比較~

1日の電気の使われ方の変化
お、昼が減って、
…夜が増えた?

そうなんです。太陽光発電がどんどん増えたことで、昼間に使う電気を太陽光で賄う割合が増え、昼の発電量は減りました。一方で、電気給湯機の普及や生活スタイルの変化により、夜に電気を使うご家庭が増え、夜の使用量(=発電量)は増加しました。 このほか、冷蔵庫やテレビなど家電製品の省エネ性能が大幅に向上したことも電気の使われ方が変化した要因といえますね。

常にピッタリ同じ
冷蔵庫やテレビの省エネ 性能が良くなったのはなんとなく 分かるけど・・・どゆこと?
もうちょい詳しく説明して~

昼の発電量が減ったのは、平成24年にスタートした「固定価格買取制度」をきっかけに、太陽光発電が急速に普及拡大したことが主な要因です。晴れの日など、太陽光で発電した電気をご自身で使用される方が増えた結果、四国電力の発電量は大幅に減少しています。 夜の使用量が増えたのは、給湯の電化だけでなく、タイマー機能によって洗濯物の乾燥や炊事を夜にシフトするご家庭が増えてきたからです。より快適・便利な生活が進んだ結果、昼と夜の電気の使用量の差が小さくなってきたんです。


昼と夜の差が小さく
私も夜型人間やし、分かるわ。でも、 それってどういう影響があるん?

電気は基本的にためておけないので、瞬間瞬間で使われる量にぴったりあわせて発電する必要があります。これまで昼間のピークにあわせて発電量を増やすことが多かったのですが、最近は夕方以降の需要増と太陽光による発電量の減少にあわせて、発電コストのかかる火力発電を追加で動かすことも増えているんです。

火力発電の出番が増えたってこと?

特に夕方以降についてはそのとおりです。火力や原子力などそれぞれの発電方法の特徴をふまえて、組み合わせながら発電しているため、1日の中で、時間帯によって電気はつくられ方が異なるんですよ。


ある夏の日の電気のつくり方

ある夏の日の電気のつくり方
そうなん? 電気はいつでも同じように使えるし、実感ないけど。

お使いいただく〝電気の質〟は変わりませんが、そのつくり方はいつも同じとは限りません。常に使われる量にあわせて発電する必要がありますので、天候に左右される太陽光や風力などのバックアップのため、火力発電の重要性は高まっているんです。

そうやった、発電も組み合わせが大事やったな。
ヨンデンさん

「1日の電気の使われ方」は大きく変わっていますが、私たちは、いつでも 電気を安定してお届けできるよう、これからも変わらずに取り組んでまいります。

ヨンデンさん

おっ、びっくりした。ヨンデンソウハイさん、久しぶり。
ヨンデンさん

「四国電力送配電」、覚えてくださってますか?これからも四国電力グループ、力をあわせて快適・便利な生活を支えてまいります!

ヨンデンさん