2021.12
第14弾脱炭素化が進んだら電気料金はどうなる?
新しい「エネルギー基本計画」の
内容が決定されたんやけど...

「脱炭素化を進めると電気料金はどうなる!?」
ついに来たー
気になってた話!
頼むで、ヨンデンさんっ

- 太陽光や風力を増やしていく
方針なんは、よ〜分かったけど...
「電気料金が心配!」
ってお手紙きとったでー。
で、どうなん? -
実は、再エネ導入拡大で電気料金は高くなっていく可能性大なんです。
- えっ、なんでやねん!
再エネは燃料が要らんのちゃうん!? -
そのとおりなのですが、設置費用が必要で、それには国ごとの事情が大きく影響します。例えば、太陽光発電で効率良く発電するためには平地が必要です。でも日本は国土の7割ほどが山地なので発電用に平地を取得するのにコストがかさみます。
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平地面積あたりの太陽光発電設備容量
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だから池の上とか山の斜面にも
パネル置くようになってきたんかー。 -
それに、太陽光発電は発電量が天候に左右されるので、例えば家の屋根につけている太陽光パネルの「設備利用率」は14%程度
※ と原子力発電などと比べて低く、同じ量の電気をつくるのに設備がよりたくさん必要です。
※直近3ヶ年平均(資源エネルギー庁資料) - パネルを置いたスペースの割には
つくれる電気は少しってこと? -
ええ。
それで日本の太陽光発電コストは、実は中国やアメリカの倍以上もするんです。 -
太陽光発電コストの国際比較
- 倍!? なんでそんな高いん?
-
土地代、整地費用、工事費...。
今後、さらに導入を進めたら、電力系統の整備や蓄電池の設置費用も必要ですね。 - え〜!
ドイツとか見習ったほうが
ええんちゃうん? -
再エネ先進国といわれるドイツでは、これまで原子力と石炭火力に頼ってきましたが、石炭火力を急激に減らして2022年末には原子力も全て止める方針です。
- へー、
原子力や石炭火力なくして大丈夫なん? -
ドイツは周辺国から電力を輸入していますし 、ロシアからの天然ガスのパイプラインを拡充中です。ただ、天然ガス価格は需給状況に大きく左右されるうえ、国策で再エネの電力を積極的に買い取っていて、環境税も上乗せされているので...電気代がEUでは一番高くなっています。
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家庭用電気料金の国際比較
- え〜なんでやねん!
それってぜんぜんうれしくない...。 -
逆に同じヨーロッパでも積極的に原子力を活用しているフランスは、化石燃料の価格変動を受けにくいことから電気料金を安く抑えられています。
- なんか、「理想と現実は違う」
って感じやな〜。 -
エネルギーコストが上がると家計はもちろん経済にマイナスの影響が出てしまいますので、バランスが大切ですね。
- う〜ん、電気料金高くならんように
バランスよく頼むで!
そういや、
なんか私らにもできることないん? -
エネルギーの効率的な利用について各々が考えて行動すること、例えば家族みんなで集まってエアコンをつけるような「ウォームシェアリング」など試してみてはいかがでしょうか。
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それならこの冬からできそうやな!