当社は2011年4月より、「よんでんグループ環境方針」における「環境行動指針」のなかに生物多様性の保全を織り込み、生物多様性への影響低減とその多様性から得られる恵みの持続可能な利用に向けた活動を実施しています。
周辺環境との調和
発電所の設置にあたっては、郷土種を主とする植栽を行うなど、地域の自然環境や周辺景観との調和に努めています。
環境アセスメントの実施
発電所の建設にあたっては、大気、騒音・振動、海域、動植物などの現況調査を行い、建設工事や発電所の稼働が周辺環境に及ぼす影響を事前に予測・評価する「環境アセスメント」を実施しており、その結果を環境保全対策に反映しています。
地域と協働した森林保全活動
地元自治体などと協働して、手入れがされていない森林を間伐や植樹により整備しています。
香川支店では、香川県の「フォレストマッチング推進事業」に参加し、香川県五色台の協定林で、地元の方々と2008年から植樹したエリアの下草刈りを行い、「香川・よんでん五色の森」として整備するとともに、近隣の遍路道の清掃を行っています。
また、高知支店では、高知県の「環境先進企業との協働の森づくり事業」に参加し、「四万十よんでんの森」と名づけた協定林(四万十町)において、植樹や下草刈り等の森林保全活動を行っています。
代替藻場の造成
伊方発電所3号機建設時の敷地造成工事では、海面埋め立てにより天然藻場の一部が消滅することが予想されたため、建設工事で発生する岩石を用いて代替藻場を造成しました。その結果、現在は周辺の天然藻場と同様の植生が確認されています。
他社と協働した廃棄物(下水汚泥)の有効活用
当社は、日鉄エンジニアリング株式会社(以下「日鉄エンジニアリング」)、テスコ株式会社、日鉄環境エネルギーサービス株式会社と4社で共同事業体(代表企業:日鉄エンジニアリング)を構成し、松山市公営企業局(愛媛県松山市)から受託している「西部浄化センター下水汚泥固形燃料化事業」(以下「本事業」)向けに下水汚泥を燃料化する下水汚泥固形燃料化施設(以下「本施設」)を竣工するとともに、4社の共同出資で設立した特別目的会社「松山ジェイコンビシステム株式会社」が、2025年10月1日より運営業務を開始しました。
本事業は、松山市内4カ所の浄化センターより集約される下水汚泥から固形燃料化物を本施設で製造し、当社の西条発電所へバイオマス燃料として供給する事業であり、廃棄物として処分される下水汚泥をリサイクルすることで、バイオマスエネルギーとしての下水汚泥の有効利用および温室効果ガス排出量の削減に貢献するものです。